This module provides a UNIX-like command `dirdim'. 

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■■ 概要 ■■

このモジュールをインストールすると、コマンド dirdim が使えるようになる。

このコマンドは、下記の様に使うと、引数に指定したそれぞれのディレクトリの直下に、
何個の非ディレクトリのファイルと、何個のディレクトリのファイルが存在するかを
表形式(TSV形式;タブ文字区切り形式)で出力する。

> dirdim blib .git   # コマンドの引数に blib と .git というディレクトリを指定

nondir  subdir  given_dir
0   6   blib/
8   5   .git/
8   11  total

(タブ文字で区切っているだけなので、表示の仕方により縦位置がずれて見えることに注意。
縦揃えをするには、App::expandtab をインストールすると使えるコマンド expandtab
 を使うと良い。)

■■ 目的 ■■

多数のディレクトリがある場合に、それぞれのディレクトリに何個のファイルがあるかを
即座に知る方法(たとえばシェル芸)は困難である。そのため、10文字以内のコマンドと
いくつかのオプションで様々な追加機能で、便利な機能を実現するため、このコマンドを
作成した。

■■ オプションの例 ■■

オプションとしては、たとえば -v を与えることにより、具体的なファイルを出力する。
(具体例を出すことで、コマンドの動作の正しさの確信を高める効用がある。)

> dirdim -v blib .git  

nondir  subdir  given_dir   fileName_minstr fileName_maxstr
0   6   blib/   arch/   script/
8   5   .git/   COMMIT_EDITMSG  refs/
8   11  total

オプションの別の例として、 -d を与えることにより、指定したディレクトリファイルの
直下のファイルのみでなくて、最も深いディレクトリ階層にあるファイルの例とその深さを
知ることが出来る。

> dirdim -d blib .git  

nondir  subdir  depth   alltree given_dir   An example at the deepest
0   6   5   25  blib/   lib/auto/App/dirdim/.exists
8   5   5   218 .git/   logs/refs/remotes/origin/master
8   11  5   243 total

■■ 補足 ■■

このコマンドの出力は ANSIエスケープシーケンスにより、テキストに黄色などの色が
着いている。この着色を消すには、App::colorplusをインストールすると使える
colorplus のコマンドを使って、 colorplus -0 に dirdim の出力を渡すと良い。

例:  
> dirdim * | cololrplus -0

なお、上記の説明で > は全てコマンドラインのプロンプト文字列を表しており、
実際のコマンド、それより後の文字列である。